≪美髪ケア≫トリートメントの種類と役割

誰でも美容院後のサラサラ美髪をキープしたいと思いますよね。
しかし、「美容室でトリートメントしてもらって髪の毛がツヤツヤになったのに、数日でもうギシギシ…」という経験はありませんか?
市販のトリートメントでも自分にあったトリートメントを選べば、美髪に近づけます!
今回は、美髪になるためのトリートメント選びで大切なコツをお伝えします。

そもそもトリートメントの必要性とは?

髪の毛は自己回復力を持たないので「死細胞」と言われ、毛根で生成される栄養で生きています。
なので、傷んでしまった髪の毛はもと通りに修復されることはありません。

 

トリートメントには加水分解ケラチンや加水分解コラーゲンといった「毛髪保護タンパク質」という成分が入っていて、髪の毛内部の栄養を補給する役割があります。
髪の毛の大半は「ケラチン」という成分なので、「加水分解ケラチン」は髪の毛にとって特に大切な成分です。
だから、それ以上傷まないよう髪の毛へのダメージを最小限にしたり、栄養分を補給したりするために、トリートメントが必要なのです。

 

美容院と市販のトリートメントはどう違う?

美容院と自宅で、トリートメント後に違いが出るのはなぜでしょう?
そこでここでは、美容院と市販のトリートメントそれぞれの特徴をご紹介していきます。

市販のトリートメントの特徴

髪の表面をコーティングするシリコンなどの成分がメインで含まれています。髪の毛をコーティングするので、保湿効果が欲しい方やダメージが強い方におすすめです。

美容院のトリートメントの特徴

表面をコーティングする成分ももちろん含まれていますが、傷んだ髪に対し栄養を補給し、ダメージを最小限にする成分(毛髪保護タンパク質)が多く含まれています。ですので、カラーやパーマ後におすすめです。

どの種類のトリートメントがいいの?

市販のトリートメントの場合、たくさんの種類があって悩みますよね。
洗い流すタイプ、洗い流さないタイプ、ミルク、ジェル、オイル…
それぞれの特徴についてご紹介します。

洗い流すトリートメント

お風呂でシャンプーをした後になじませ、少し時間をおいて成分をなじませてから洗い流すタイプ。
髪の内側からも外側からもダメージを補修することができます。
髪の毛を改善していきたいのであれば、洗い流すトリートメントを継続的に使用することが大切です。

洗い流さないトリートメント

タオルドライをした後につけてなじませるタイプ。
ドライヤーや紫外線などの外からのダメージから髪を守ってくれます。
髪の毛が濡れていても、乾いていても使えるので、洗い流すトリートメントよりも手軽に使用できます。

 

洗い流さないトリートメントには、以下の4種類があります。
・ミルク、クリームタイプ
・ジェルタイプ
・オイルタイプ
・ミスト、スプレータイプ
それぞれご紹介していきます。

 

ミルク、クリームタイプ

水分が多いのでパサつきを抑える効果が期待できます。
軽いつけ心地が魅力で、髪質がしっかりしていてパサパサしてしまう方におすすめ。

 

ジェルタイプ

髪の毛になじみやすく、さらっとした仕上がりが期待できます。
ミルクやクリームよりもさらに軽いつけ心地です。

 

オイルタイプ

広がりを抑えたり、表面にツヤをだす効果が期待できます。
しっかり潤いを与えたい方におすすめ。

 

ミスト、スプレータイプ

軽くさらっとした仕上がりが期待できます。
ヘアセットにも使え、外出先でさっと使用することもできます。

 

自分にあったトリートメントでサラサラ美髪に!

今回は美髪になるためのトリートメント選びのコツをご紹介しました。自分の毛質や悩みにあったトリートメントを探してみてください。洗い流すトリートメント、洗い流さないトリートメントを両方並行して使うと、より効果が期待できます。
行きつけの美容院のトリートメントがお気に入り!って方は、美容師さんにどんな種類のトリートメントなのか尋ねてみるのもいいかもしれませんね。
自分にあったトリートメントを見つけて、ぜひ美髪を目指してください!