自宅でカンタン!頭皮マッサージを習慣に

家事や仕事を頑張って疲れた時には、整体やカイロなどのマッサージ店に駆け込んで凝り固まった体をほぐしてもらうと気持ちがいいものです。

 

日本人は肩こりを訴える人が多いですが、あなたにも肩こりや首こりの症状がありませんか?

 

肩や首だけでなく、頭皮にもコリは起き血行不良を招きますから、適度にほぐしてあげたいものです。

 

本章では日常に取り入れたい頭皮マッサージについてお話ししていきます。

 

 

■普段から目の疲れを感じていたら要注意!

 

頭皮にコリがあるのかは実際に指をあててみるとすぐに実感できます。

 

頭皮を指の腹で適当にグリグリしてみて、頭皮が硬いと感じたり、気持ちがいいと感じたらコリが起きている証拠です。

 

普段から目を酷使していると目の横の筋肉が硬くなり、隣接する頭皮にもツッパリ感が出ます。

 

皮膚は繋がっているので、一部が緊張すると隣接域も緊張が生じ、放置するとコリに繋がります。

 

頭皮にコリがあると毛細血管が血行不良になりますから、血流を確保するためにもコリを解消する必要があります。

 

 

■頭皮マッサージのやり方

 

自分で行う頭皮マッサージについてはやり方に固執するよりも、習慣として取り入れて長く続けられる方がいいので、あまり厳密に考える必要はありません。

 

ただ一定のやり方や手順を知りたいという人のために目安をお教えします。

 

マッサージは両手の指を立てて、指の腹で揉みこむように、コリをほぐすイメージで行います。

 

本人がやりやすい順番で構いませんが、あえて施術箇所の順序を示すとすれば、以下の順番を目安にしてください。

 

@目の横のこめかみから側頭部にかけて
A側頭部から頭頂部に向けて
B生え際と前頭部から頭頂部に向けて
C後ろの首の付け根から後頭部全体

 

目安としてはこのような順序で行ってみてください。

 

自分でマッサージして気持ちがいい部分があれば、時間をかけて集中してもいいでしょう。

 

一つだけ注意してほしいのが、マッサージの際の力加減です。

 

コリをほぐしたい一心で力を込めてしまうと、頭皮にダメージがいってしまう恐れがあるので、指に込める力は弱めで大丈夫です。

 

指圧のようにググッと押し込むのではなく、頭皮を動かして柔軟性を回復させるのがメインの動作になるので、指の圧力はごく弱め問題ありません。

 

素人の方がやりがちな力加減だと強すぎる場合が多いので、目安としてはゆで卵がつぶれないくらいの力加減で行うようにしてください。

 

以上が基本的なセルフでの頭皮マッサージのやり方ですが、やり方は一つではなく、色々な方法があります。

 

ネット上ではそれこそ数えきれないくらいの独自の方法が紹介されているので、時間があれば検索して参考にすることもできます。

 

正しいやり方は一つではないので、自分がやりやすく、続けやすい方法を実践するのがベストであることを覚えておいてください。

 

 

■面倒ならば頭皮マッサージ機が便利

 

頭皮マッサージはぜひ日々の習慣にしてもらいたいものですが、実際やってみると手が疲れて面倒に感じる人も多いと思います。

 

継続するのが難しいという人は文明の利器の力を借りるのも手です。

 

電動で動くヘッドマッサージ器も市場に多く登場しており、お風呂場など濡れた環境下でも使用できるので湯船にゆったり浸かりながら使えばリラックス効果も抜群です。

 

色々な機種がありますが、多くの機種では指の腹で揉みこむような動きを真似ています。

 

実際に使用すると、手を動かさなくても頭皮を気持ちよく揉みこんでくれるので、いつまででもやっていたい気分になります。

 

価格は概ね1万円前後、安いものだと5千円程度で買える製品もあるようです。

 

こうした便利な道具は上手に生活に取り入れて活用したいものですね。