髪の悩み<ハリコシ編>

 

 

ハリコシのない髪の毛に悩んでいる方々へ
年齢を重ねていくと共に、ピークを越えると体や脳が衰えてきます。昔のように「体が動かない」「肌ツヤがなくなりシワが現れる」、「記憶力が悪くなる」といったいわゆる老化現象です。もちろん髪の毛や頭皮もその例外ではありません。思春期までは丈夫で太い髪が、よく育ちます。しかし近年は若い方でもハリコシのない細い髪となり、生えるスピードも遅くなっていきます。ほとんどの人が、髪に何かしらの変化を感じます。

 

毛髪のハリコシ

 

ハリとは

ハリとは、毛髪の”強度”のことです。
強度とは引っ張った時に切れずに耐えられる強さであり、太くて密度が高く引き締まっている毛髪は、力強くハリがあります。例えば、同じ1本の髪の毛でも「細くてスカスカの髪」と「太くてギッシリとした髪」とでは、太さや密度が違います。当然、十分な成分で作られた髪の毛の方が、ハリがあり頑丈です。

 

コシとは

コシとは、毛髪の”弾力”のことです。
弾力とは簡単に折れたりしないで、元の状態を保とうと反発する元の状態を保とうとする力の強さ。弾力があり反発力のある毛髪は、しなやかで力強く潰れにくく、弾力があります。

 

 

ハリコシのある髪のメリット・デメリット

ハリコシがない髪は、柔らかく潰れやすくボリュームダウンの原因でもありますが、頭や顔を小顔に見えるメリットもあります。例え1本1本が細くても多毛の方であればそれほどデメリットと感じないかもしれません。

 

ハリコシのある髪は、太くて力強く弾力があります。1本1本の髪の毛が、しっかりとしているので、重力や他の髪の毛に押し潰されにくく、ボリュームがアップして見えます。硬く多毛ゆえにスタイルが決まらない髪が太いせいで頭が大きく見えるのがコンプレックスに感じる方もいらっしゃいます。

 

ハリコシがなくなる3つの原因

毛髪の量、太さのピークは約20代で30代に入ると大半の方の髪は徐々に衰えてきます。髪のハリコシの低下は、男性女性かかわらず老化が始まったと気づく合図とも言えます。
では、髪の毛のハリコシがなくなる根本的な原因は何なのでしょうか?その答えは、毛髪を健康に保つ3つの要因にあります。

 

・タンパク質
毛髪全体の約80%をしめる主成分。タンパク質が満たされていると、太く丈夫な髪が育ちます。

 

・水分
毛髪全体の約10%をしめる成分。髪のツヤやハリコシには十分な水分量が必要不可欠です。

 

・キューティクル
毛髪表面の層で、髪内部を守る。キューティクルが綺麗だと毛髪内部の成分の流出を防げる。また、ツヤや手触り、硬さにも影響する。

 

つまり、髪のハリコシやツヤが低下したのは、これら3要因の不足や乱れが原因です。

 

元気な髪でい続ける!美容師が教えるハリコシ法

年齢を重ねることで髪のハリコシ、ツヤがなくなるのは避けられません。
老化により、毛髪を生み出す毛母細胞などの活動が衰えてきます。すると結果的に、生えてくる髪が細く弱々しくなり、ハリコシが低下します。また、毛髪密度も減少し、ボリュームがなくなります。さらに高齢になると、毛髪の主成分のケラチンタンパク質を作るシスチン量が減少し、強度も落ちてしまいます。しかし、ハリコシの低下の原因となるのは老化だけではなく、毎日のヘアケアや生活習慣も、髪のハリコシを左右する要因の1つです。さらに、パーマやヘアカラーもハリコシに影響を与えます。

 

・ヘアケアと生活習慣
毎日のヘアケアは、ハリコシを保つために必要不可欠です。
髪の毛の成分としてタンパク質の次に多いのが”水分”です。毛髪の水分が不足し、乾燥するとキューティクルが剥がれやすくなります。すると、髪内部の水分や成分が外部に漏れてしまいます。当然、髪を形成している組織が失われる為、髪そのものが痩せ細っていき、ハリコシもなくなってしまいます。

 

1.ハリコシを保ち復活させるためにも、対策を徹底し予防しましょう。
髪の根元からパサつき、ツヤがなくなっている場合、「水分不足」が疑われます。このタイプの方は、シャンプー、トリートメントをドライヘア用にし、水分を補う事を第1に考えてください。ただしトリートメントの付けすぎは髪が重くなり、ボリュームが出なくなるので注意して下さい。トリートメントもよく流さないと頭が臭くなる原因になります。トリートメントのいい匂いを残したい気持ちもわかりますが、やがて悪臭に変わりますのでよく流しましょう。毛の長さにも寄りますがロングの場合は半プッシュ?1プッシュで十分です。

 

2.ドライヤーの正しい使い方を学んで下さい。またタオルドライ後のブロー前には、洗い流さないトリートメントを使い、潤いを補給しましょう。ヘアオイルを塗ると熱による乾燥から髪の毛を守ってくれ保湿効果も期待できます。日中の乾燥や紫外線予防の為にも繋がります。

 

3.ハリコシやボリュームを優先させるのであればカラーやパーマなどを行わない。
極論ですが、髪を労わるなら髪にストレスを与えるカラーやパーマを行わないのが一番です。髪も毛先から傷んできます。傷んだ髪の毛は美容室のトリートメントでも修復不可能です。トリートメントで髪が修復することはあり得ません、あれは傷んだ髪の周りを強くコーティングしているだけですので根本的な解決にはなっておりません。傷んで気になれば切ることをオススメします。

 

4.食事や睡眠、タバコなども髪の毛の成長を左右する要因です。
無理なダイエットは栄養不足を招き、健康的でハリコシのある髪の成長を阻害します。髪の発育に必要な栄養素を確保しつつ、バランスの良い食事を心がけましょう。また、睡眠は体の成長だけでなく髪の成長にも必要な時間なので、睡眠の質と量を意識しましょう。タバコは髪の毛の成長を邪魔する要因と考えられています。百害あって一利なしです。これを機会に禁煙してみるのもハリコシ復活のためだけでなく、健康の為にもおすすめです。

 

これらを試してもハリコシが戻らない場合は体質に問題がある可能性が高いので皮膚科や美容皮膚科への受診をオススメします。