白髪・薄毛が気になる人へ!おすすめの食べ物はコレ

年を取るごとにぽつぽつ目立ち始める白髪、細く抜けやすい髪の毛、気になりますよね。
でも、年齢を理由にあきらめるのはまだ早いですよ!今回は白髪・薄毛が気になる方へ、おすすめの食べ物をご紹介します!

 

 

白髪が気になる方におすすめの食べ物

 

ポイントは、髪の毛を黒くするメラニン色素の材料となる栄養素を多く取ることです。

 

@たんぱく質
メラニン色素の原料になるチロシンを作ります。またチロシンは、フェニルアラニンという人の体では合成できないアミノ酸からも合成されます。
特にチーズ、大豆、高野豆腐、かつお、まぐろ、豚肉、たらこ、バナナ、アボカド、リンゴに多く含まれています。フェニルアラニンは高たんぱく質の食材以外にも、かぼちゃ、じゃがいも、ごまに多く含まれています。

 

A銅
チロシンをメラニン色素に変換する、チロシナーゼという酵素にもともと銅が含まれ、この酵素機能が低下するとメラニン色素が生成されにくくなります。
ミネラルの1つである銅には、チロシナーゼの働きを活発にする働きがあります。このミネラルを体で作ることはできないので、食事から取り入れる必要があります。イカ・タコ・エビ・カキなどの魚介類や、レバー、カシューナッツ・アーモンド・大豆などの豆類に多く含まれています。

 

B葉酸
メラノサイトという細胞を刺激します。メラノサイトの機能が低下していると、チロシンからメラニン色素になることができず、白髪が増える原因になります。
葉酸は細胞の合成・新生に重要な役割を持っています。葉酸はレバーや、ほうれん草・菜の花などの緑黄色野菜、納豆に多く含まれています。読んで字のごとく、葉酸は葉っぱ、すなわち野菜などに多く、肉・魚にはあまり含まれていないので要注意です。

 

CビタミンB12
ビタミンB12は葉酸の働きをサポートする働きがあります。
シジミ、アサリなどの貝類やレバー、チーズに多く含まれています。肉・魚などに多く含まれており、野菜類にはあまり含まれていません。

 

 

薄毛が気になる方におすすめの食べ物

 

しっかりとした髪の毛を作り、新しい髪の毛が生えてくるサイクルをサポートするための栄養素を取る必要があります。

 

@たんぱく質
髪の毛はケラチンというたんぱく質からできています。
たんぱく質は、ささみ・むね肉などの肉類、マグロ・カツオなどの魚介類、チーズ・牛乳などの乳製品、納豆・豆腐などの大豆製品、卵類に多く含まれています。

 

AビタミンB6
ビタミンB6には、たんぱく質の代謝を助ける働きがあります。たんぱく質と一緒に食べることで、より良い髪の毛を作ることができます。
主に動物性の食品に含まれ、レバーやささみ、サケ・サバ・サンマ、野菜の中ではニンニクに豊富に含まれています。

 

B亜鉛
亜鉛には酵素の一部として、たんぱく質の合成を助け、頭皮や髪の毛の生まれ変わりを促す働きがあります。
カキ、ほたてなどの貝類やレバー、牛肉、玄米ご飯に多く含まれています。

 

CビタミンE
ビタミンEには強い抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぎます。また、末梢血管を広げて血行を促進する働きがあります。
アーモンドやピーナッツなどの主日類や、かぼちゃ、赤ピーマンなどの緑黄色野菜に多く含まれています。

 

今回は、白髪や薄毛で悩んでる方に取ってほしい栄養成分と食べ物を紹介しました。
白髪や薄毛の原因は栄養素以外にも様々ですが、まずは毎日3食バランスのいい食事を心がけて、必要な栄養素を継続的に摂取することが基本となります。